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3/17 個展Ⅶ~究極のUTU~

Img_3226_2女声合唱の演奏会で、歌い親しんだ童謡や唱歌をしゃれたアレンジして下さり、華麗なピアノで共演をして頂いている作曲家 若林千春氏の作品展を聴いてきました。

演奏は、ハープ:篠崎史子、クラリネット:山根孝司、テノール:辻裕久、ヴィオラ:須田祥子、チェロ:多井智紀、フルート:若林かをり の皆様です。

♪meta-morpho-genesisⅠ(2006):クラリネットとヴィオラ ♪UTU・・・原響Ⅰ(2001):フルート ♪UTU・・・原響Ⅱ(2002):チェロ ♪モノローグ(2000):テノールと鳴り物 ♪双・・・反響Ⅱ(初演):バスクラリネットとチェロ ♪木・林・森・・・鼎響(初演):フルート、ヴィオラとハープ

よく分からないままに、千春ワールドに引き込まれてしまいました。

うつ は、日本語の接頭語で“うつぼ”“うつくし”“うつせみ”“うつつ”“うつし”“うつろ”のように表現されます。

うつ は日本古来より、日本人の世界認識・美意識・無意識の行動の在り方などを規定してきた概念です。

そして現代においても連綿といきて、現代日本の諸相・諸問題を深く見つめる際の、重要なキーワードとなっています。

通常、芸術作品の美は、中身(コンテンツ)がしっかりと詰まったもの、あるいは内容を濃密に凝縮・抽出したものである、という考え方が一般的です。それは確かにその通りの作品が多く見受けられるのであり、今までの近世西洋美学中心の時代には大筋で正しいと云えたのでしょう。

それでは、〝伊勢神宮 内宮〟のような《何も無い空間・感触》や、〝冷や奴〟のような欧米の人には《何の味わいもないように思われるものなどの すばらしさや美しさ》とは一体何なのでしょうか?その何も無い空間・感触は、一見何も無いように見えて、実はすべてのものが充満している超一時空間・・・うつ なのではないでしょうか?それどころか〝台風の目〟や〝銀河の中心にあると云われるブラックホール〟のように、すべての中心にある 空=うつ こそが、宇宙や生命の根源なのではないでしょうか?

          ~若林千春「〝UTU〟概念(コンセプト)による作品と創造」より~

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