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1/21 同志社講座 2010秋学期 第4回

「新島襄のことばⅡ」の第4回のテーマは「自由こそわが生けるモットー Freedom is my living motto

我が大学の空気(校風)は自由なり」新島襄が起草した「同志社大学設立の大意」の中に出てくる文言。

自由を求めて日本を飛び出した新島は、アメリカ留学中、自由を満喫しました。当時のニューイングランドは、建国時代に始まる古き良き時代の伝統を引き継ぐ、自由の天地でした。新島は「日本で初の自由独立人」となって、アメリカから帰国しました。「元祖リベラリスト」が建てた学園が、自由でないはずはないのです。

武士の思ひ 立田の山紅葉 錦衣ずして など帰るべき」新島が函館を発つ時に詠んだ和歌

密出国した動機のひとつは、立身出世、すなわち「故郷に錦を飾る」ことにあり、「武士」としての意識が強烈です。これより10年後、アメリカから横浜に帰国する際、新島は「故郷に飾る錦は匣の中」と詠います。武士からクリスチャンに変身した新島からは立身出世の夢は、すっかり消えていました。彼は錦旗の想いを早々と自ら封印しました。

「真の自由教会と自由教育を得せしめよ。この二件は、車の両輪あるか如く、是非ともなからねばならざる者と確信仕り居り候」

最晩年(1889年3月5日)に教え子徳富蘇峰に宛てた手紙の一節。教会と学校、それも「自由」を冠したものを並列進行させることが、文明開化には必須である、と考えます。とくに精神的な文明開化を進めようとするのが、リベラリストたる新島の特徴です。それは、アメリカのピューリタンたちが、ニューイングランドで採った文明開化路線そのものです。教育者であると同時に牧師でもあった新島は、その方式を移植し、再生しようとしました。

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