« 3/23 心温まるプレゼント | トップページ | 4/02 お慶び »

3/26 特別演奏会

東北関東大震災から15日目、東京クローバークラブ特別演奏会~縹色(はなだいろ)の音を求めて~が、晴海トリトンスクエア第一生命ホールで開催されました。

Img_4995

作曲家 多田武彦氏による委嘱作品 男声合唱組曲「落葉松と焚火」を初演するために企画された演奏会です。

多田さんは東京クローバークラブの音色を「暮れよどんでゆく、あの夕空の色 縹色(はなだいろ)」と表現なさいました。

3月11日に起きた大きな地震によって、メンバーは開催か?中止か?議論を重ね、賛否は二分しましたが、20日に開催と決まり、21日のゲネプロを経て、今日の本番を迎えました。

最初にコルネリウスのレクイエムが歌われ、全員で黙祷をしてプログラムが始まります。

Ⅰ 祈りのうた 指揮:小林香太 ♪L.Madetoja:De Profundis(詩篇130 深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。主よ、この声を聞き取ってください。嘆き祈る私の声に耳を傾けて下さい。) ♪F.Mendelssohn:Periti aurem(死した者もなお天において輝いている。あがなわれた人々は星のように輝き、永遠の生命に入る。)

Ⅱ 「日本のこころ」をうたう~福永陽一郎による~ 指揮:小川明子 ♪青蛙(三木露風作詞/山田耕筰作曲)♪この道(北原白秋作詞/山田耕筰作曲)♪砂山(北原白秋作詞/中山晋平作曲)♪中国地方の子守唄(岡山県民謡)♪あわて床屋(北原白秋作詞/山田耕筰作曲

Ⅲ 男声合唱組曲「落葉松と焚火」(北原白秋作詞/多田武彦作曲)指揮:小林香太 ♪落葉松 ♪雀 ♪銀杏 ♪初秋の空 ♪林泉の空 ♪焚火

Ⅳ A chorus of Love 愛をうたう~ロバート・ショウ合唱曲集より 指揮 テノール:小林香太 指揮 アルト:小川明子 ♪Seeing Nellie Home ♪Marianina ♪Vive L'Amour ♪Stodole Pumpa “Walking at Night” ♪Love's Old Sweet Song

最後に♪We shall walk through the Valley in Peace(詩篇23篇 死の影の谷を行くときもわたしは災いを恐れない。あなたが共にいてくださる。)と♪新しき歌もて(詩篇98)を歌って演奏会が締めくくられました。

プログラムは以前から決められていたものでしたが、この日のために考えられたような今日の演奏会にピッタリの内容になりました。

客席からの「ブラボー!」「ありがとう!」の声は、お客様全てが感じたことです。

歌い手の心が一つになり、東北の被災した人々に祈りをこめて歌われました。客席で聴いている私たちの気持ちもそれに寄りそって、感動の演奏会になりました。

|
|

« 3/23 心温まるプレゼント | トップページ | 4/02 お慶び »

聴く・歌う」カテゴリの記事

コメント

【多田さんは東京クローバークラブの音色を「暮れよどんでゆく、あの夕空の色 縹色(はなだいろ)」と表現なさいました】
この記事を読んで、“ああ、多田さんは同じようなことを感じて、それが今も変わらないのやなァ”と思いました。
1957年、組曲「雪と花火」の初演練習中お出でになり、河原林指揮者とグリーメンを前に「私が京大在学中から感じていたのだが、同志社グリーの音色は藍色」と語りかけられました。いまだそのインパクトは消えません。

投稿: さえらのすし | 2011年3月29日 (火) 20時30分

【多田さんは東京クローバークラブの音色を「暮れよどんでゆく、あの夕空の色 縹色(はなだいろ)」と表現なさいました】とのことですが、“ああ、多田さんはあのときと同じ色合いを感じてハル”と痛感しました。
1957年、河原林さんのもとグリーが雪と花火初演練習中多田さんがひょっこりお出でになり、「私が学生時代から感じていたこと、それは同志社グリーの音色は藍色。ユキハナもそのイメージでつくった」と仰いました。

投稿: さえらのすし | 2011年3月29日 (火) 20時36分

さえらのすし さま、TCC特別演奏会、お客様はいつもより少なめでしたが、Hail Our Glee Clubなどでご存知の通り、感動の演奏会でした。

当日、多田さんもお越しになる予定でしたが、体調が優れず叶いませんでした。
いつの日か、多田さんの思い描いていらっしゃる縹色に近づいたTCCの音色を聴いていただきたいと願っています。

投稿: naoco | 2011年3月30日 (水) 14時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 3/23 心温まるプレゼント | トップページ | 4/02 お慶び »